3月の最も多いご依頼は不用品処分です。中でも引越後に残された不用品、残置物の処分は特に多くなります。
戸建て、アパート、マンションなど様々な場所でご依頼いただきますが、引っ越した後とは思えないぐらい残置物が残っていることがあります。引越しで何を持って行ったのだろうと考えてしまうような現場もあります。
引越しの際に必要な物、不必要な物を整理した結果なのでしょうが、不必要な物があまりに多すぎて作業しながら、考えさせられます。
今回はマンション1Fのお部屋（3LDK+トランクルーム付）の残置物処分をご紹介します。
引っ越した後ということでしたが残置物はかなり残っているような状態でした。生活家具や家電は全て残っていました。ほとんど引越し荷物は無かったのだと想像されます。
玄関にもくつ箱が設置されていました。くつ箱の中にも大量のくつが残っていました。
洋室には引越しの際にまとまられたのか、それとも元々そのままの状態だったのかわかりませんが、大量の不用品が乱雑に積み重ねられていました。依頼者さん（不動産屋さん）のご希望でアップライトピアノは残すとのことでしたのでピアノ以外の不用品を全て撤去しました。
洗面所にはまだまだ使えそうな新しい洗濯機が残っていました。新しい引越し先では洗濯機は必要ないのでしょうか？もったいないですが、処分しました。
キッチンにも冷蔵庫やダイニングテーブルなどがそのまま置かれて、不用品が散らかっていました。キッチンの棚の中にも台所用品が残っていました。
リビングも同様に不用品で散らかっていました。残地物を全て運び出してみると、かなり広く感じます。残置物処分あるあるです。
和室にはタンスやオーディオ、本棚がありました。なぜか、部屋の真ん中に仏壇が置かれていました。仏壇の中は空になっていたので、持って行かれたのだと思います。押し入れの中にも不用品が詰め込まれていました。
もう一つの和室は寝室として使われていたようですが、ベットもそのまま残っていました。押し入れの中は先程の押し入れ以上に物が詰め込まれていました。全部押し入れの中から運び出すのは大変でした。
ベランダにも不用品がありましたので、全て片付けます。
ベランダに備え付けられていたトランクルームの中にも不用品が多くありました。トランクルーム内で金属の棚を組み立てていたのですが、トランクルームに対してギリギリのサイズだったので解体してトランクルームから出すのにかなり苦労しました。
最後に、ベランダの下部分にも不用品が大量に隠されていました。危うく見過ごすとこでした。元住人の方も存在を忘れていたのではないかと思えるほど不用品は朽ちた状態でしたが、全て撤去しました。
このようにまるで引越しで荷物を全く持って行ってないような現場が多くあります。残った物は全て必要ないと判断された物たちです。このような残置物処分を行う度に、引越しする直前ではなく、もっと前から必要な物、不必要な物を分別していくようにしていくのが良いのでないかと感じます。とは言っても、結局なかなか実行できないのですが・・・
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