3月に入っても雪がちらつくような日もあり、不安定な気候が続きます。例年であれば、桜が咲く木をちらほらと見かけるようになり、春の訪れを感じる時期ですが、今年は雪の心配をする必要があり、年々不安定な気候になっているように感じます。
先日、東京都世田谷区マンションの残置物処分の依頼をお受けしました。住人の方は既に引越し済みで、マンションに残っている残置物を全て処分。更に、専用庭もきれいにして欲しいとのことでした。
依頼内容的には便利屋一番星でよくある依頼内容のひとつです。残置物処分と庭の草むしり。
しかし、ひとつだけ普段と違う点がありました。今回対象のお部屋では犬を放し飼いで飼っていたようです。今回は犬を放し飼いで飼っていたマンションの残置物処分です。3LDKに専用庭が付いているお宅でした。


玄関を開けた瞬間、かなりの獣臭がしました。放し飼いでペットを飼っているお部屋でよくある臭いです。お部屋はかなり散乱しているような状況でした。




リビングはゴミで埋もれているような状態で、作業前には床が見えません。このような状況で犬を放し飼いしていたのはすごいです。大型の家具などもありましたが、普通に使えるようには見えませんでした。残置物を全て撤去しても壁紙などはがれかけており、床もかなり傷んでいました。




キッチンもリビングと同様の状況。とても食事を作れるような環境ではありませんでした。床下にある収納も開けることはできず、庭への扉も開くことができません。




和室には電子ピアノやオーディオ類、スピーカーが置かれていましたが、このような状態でしっかり機能していたかは疑問です。スピーカーの下部分は金属が錆びていました。残置物を取り除くと下の畳は黒く変色しており、ボロボロでした。


寝室にはベットがあるのですが、なぜか、壁際にもマットレスが立てかけられていました。マットレスや布団、毛布などの寝具を処分する際にかなりの犬の毛が舞い、やばいことになっていました。




洋室は書斎として使用していたみたいで、机、本棚、洋タンスなどの大型家具がもっとも置いてある部屋でした。家具を運び出してみると、壁一面がカビだらけになっていました。かなり湿気がすごかったことが想像できます。


更に今回疑問なのは、天井が所々ではがれ落ちていたことです。天井が崩れ、木の骨格がむき出しになっていました。犬を放し飼いするだけで天井は落ちてこないと思います。

天井からはがれ落ちた部分は下の床に固着してしまっていました。なんだか、水分で固められたような感じで、漏水があったのかもしれません。犬の放し飼いから天井の崩落、いろいろと強烈なインパクトのある現場です。




ベランダに出ると、枯れた植物が植えられている鉢植えが大量にありました。十数個あった鉢植えにはほぼ同じ植物が植えられていました。好きだったのでしょうか。


今回はマンション専用庭もきれいにして欲しいとのことでしたので、草むしり及び簡単な剪定を行いました。専用庭は草でかなりボーボーの状態でした。小さな密林のような感じです。作業後にはかなりスッキリとし、庭っぽくなりました。
犬の放し飼いの現場ということもあり、室内はかなり獣臭が強く、なかなか苦労しましたが無事に全ての残置物を撤去し作業を終えることができました。
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